
「帳簿がない者は死刑?」驚きのフランス王令:会社を守る「記帳」の本質。
2026年03月23日 09:26
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西山英志税理士事務所 代表、
税理士の西山英志です。
このブログでは
西宮の経営者様や地域の皆様の
「経営と暮らしを守る」ための
ヒントをお届けしていきます。
前回は、「水道哲学」について お話ししました。
今回は、なぜ私が 「自社で帳簿を付けること」に これほどまでにこだわるのか、
その歴史的背景と本質について お伝えしたいと思います。
1. 歴史が証明。世界初の記帳義務「商事王令」の衝撃的な背景
世界で初めて、 商人に記帳や決算書の作成を義務付けたのは、
1673年の「フランス商事王令」と 言われています。
当時のフランスは不況の真っ只中でした。
そして、破産 → 夜逃げ、 殺人、強盗と 世の中の治安は乱れたそうです。
そこで王様が、
「不況の原因は何か調べてまいれ」
と命じたそうです。

そこで解ったのが、 破産者の共通点でした。
そうです、
破産者は、みな帳簿を付けていなかったのです。
そこで出来上がったのが「商事王令」です。
なんと! 「破産時に帳簿を裁判所に提示できなかった者は死刑に処す」 という法律です。
実際に死刑に処せられたこともあるそうです。
2. 決算書は「倒産を防止する」ために、自ら作成するもの
決算書は倒産を防止するために自ら作成するもの
(丸投げするとタイムリーに経営状況を把握できない)
レフソン(ドイツを代表する会計学者)
(帳簿の)記帳と決算書の作成は、
日常生活の報告のために必要であり、かつ、倒産を防止する意図がある
ヴェルトゥンベルク王国商法草案
だらしない(帳簿の)記帳は破産者の特徴である。
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だから、経理は自社でやらなければならない!
いかがでしたでしょうか。
「死刑」という言葉は、
現代では極端に聞こえるかもしれません。それほどまでに帳簿(経理)は、
会社の命運を握る「盾」なのです。
私は、「自社で帳簿を付け、タイムリーに経営状況を把握すること」こそ、
日本の事業者の皆様が、
厳しい環境を生き抜き、
持続的な成長を遂げるための土台だと信じています。
西山英志税理士事務所では、
TKC FXクラウドなどのツールを活用し、皆様が
「自律した経理」を構築し、
会社を守るための支援をしております。
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